2014年06月18日

心置きなく読める本「火山のふもと」

最近は寝る前に本を読むようにしています。
「火山のふもと」


激しい心の動きがあるというものではなく、静かな精神と何かに向き合うという姿勢が、キレイに描かれている小説です。

私には、自然と人が共有するべき大切な部分を感じ取れるし、建築と言うものがいかに人と伝わるのかがわかる本ですね。また、遠いものなのかを知ることができた作品です。いつか実際にストックホルムで感じてみたいもの。

本を読む時間を今年最も充実させてくれた一冊になるはず。主人公の青年を見守る村の人々が温かく、死である建築の人柄、仕事檻に溶け込んで愛情もあり、登場人物一人一人、そして日々の暮らしのすべてが愛おしくなる感じの話ですね。



Posted by 温かい思い at 18:18│Comments(0)
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